胚移植・凍結保存

体外で育てた胚を子宮に戻します。通常はカテーテルという細い管を用いて超音波誘導下で移植します。子宮の入り口からカテーテルが入りにくい方には針で移植する方法もあります。当院ではこの2つの方法を使い分けて子宮の底部に確実に移植します。何らかの理由で子宮内膜に問題がある場合は胚を凍結保存し、子宮内膜が良好な周期に移植します。

胚移植

当院では、分割胚移植(採卵後2日ないしは3日目の胚)もしくは胚盤胞移植(採卵後5~7日目の胚)を行います。移植時に使用するカテーテルは、細くて柔らかい3フレンチ(内径0.5mm、外径1.0mm)のものを用います。確実でスピーディーな移植を行うため、出血もほとんどありません。

イメージ:胚移植

患者様に移植する胚の状態やカテーテルへ実際に胚が入っていく様子もリアルタイムでご覧いただけます。

単一胚移植(Single Embryo Transfer, SET)

私たちは以前より多胎妊娠の減少を目指してきました。現在では100%、1個の胚(受精卵)だけを子宮に戻す治療を行っています。

子宮内膜異常の治療

内膜に異常があると胚が子宮に着床する障害になります。内膜の異常を発見した場合、できるだけ簡単で有効的な治療を胚移植前に行い、着床しやすい状態とします。

ホルモン補充周期胚移植

凍結胚を移植する場合、できるだけ子宮内の環境を良くしなければいけません。当院では子宮内膜の状態を良くすることはもちろん、正確にホルモン値をコントロールすることによって妊娠しやすい体にして胚移植を行ないます。

胚の凍結保存

分割胚や胚盤胞を凍結して保存しておく方法です。当院では、高い生存率(97%以上)を得るためにガラス化保存法という手法で凍結をしています。凍結保存した胚は子宮内の準備が整い次第融解して移植します。

※当院では凍結保存させていただく胚の、他の医療機関への搬出は原則行っておりません。運搬・保存・融解等による凍結胚への影響(リスク)を考慮して、このような対応とさせて頂いております。






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