はじめての方へ
一緒に未来を考えていくという姿勢を大切に。自然周期・低刺激周期を主体とした不妊治療と、心身のケアに注目したプレコンセプションケアから、患者さまをトータルにサポートします。
不妊治療
当院の不妊治療はオーダーメイドの治療です。患者さま一人ひとりにあわせた治療方針をたて、症例と実績から得られた知識・技術をもとに、各分野の専門家が連携しながら治療を進めます。
プレコンセプションケア
プレコンセプションケアでは、生活習慣や体質を根本から改善し、根拠に基づくセルフケアや、日常生活で実践するためのアドバイスを行います。妊娠する力を引き出し、自然で健康的な妊娠と出産をサポートします。
治療ケースについて
治療スケジュールや費用のご参考※として「保険診療でのタイミング法・人工授精・採卵移植を含めた体外受精」をご紹介します。2022年4月より当院で行っているほとんどの基本治療(タイミング法、人工授精、体外受精)は保険適用となりました。ただし不妊治療の保険診療には決められたルールがありますので詳細はお気軽にご相談ください。
※患者様により検査項目やお薬、費用、来院日等が異なります。なお保険診療では各種制限(年齢や治療回数等)があるため、自費診療を提案させていただく場合があります。自費診療の料金は下方「料金表(保険・自費)」をご覧ください。
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タイミング法
タイミング法は、超音波やホルモン検査を行うことで排卵日を正確に推定し、排卵日に合った性交渉の時期を指導する治療です。
参考スケジュール (保険診療)
生理3日目より治療を開始し、妊娠判定までに3-5回程度の受診。
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人工授精
人工授精は、超音波やホルモン検査を行うことで排卵日を正確に推定し、良好な精子を回収して(精製)、子宮内に注入する治療です。
参考スケジュール (保険診療)
生理3日目より治療を開始し、妊娠判定までに4-5回程度の受診。
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体外受精:採卵・移植
※ 新鮮胚移植または胚凍結
卵子を体外へ取り出し(採卵)、精子と受精させて(体外受精・顕微授精)受精卵を子宮に近い環境で育て(培養)、育った胚を子宮に戻す(移植)治療です。
参考スケジュール (保険診療)
生理3日目より治療を開始し、新鮮胚移植の場合、妊娠判定まで5-7回程度の受診。胚凍結の場合は4-5回程度の受診。
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体外受精:移植のみ
※ 凍結分割胚移植または凍結胚盤胞移植
子宮内膜の環境を整え、凍結胚を融解して子宮に戻す方法です。当院では多胎妊娠防止のため単一胚移植のみを行っています。(日本産科婦人科学会では胚移植は原則一個とするよう会告を発表しています。)
参考スケジュール (保険診療)
生理3日目より治療を開始し、妊娠判定まで4-6回程度の受診。
体外受精 (採卵・移植または移植のみ) 保険適用の概算費用は、こちらからシュミレーションいただけます。
助成金について
みなとみらい夢クリニックは日本産科婦人科学会登録施設、および先進医療実施施設です。独自の助成金制度を設けている地域もありますので、お住まいの各市区町村にお問い合わせください。医療機関の証明書記入が必要な方は受付までご依頼ください。
※助成金の証明書作成は申請される周期の治療とお支払いが終わってから、約2週間のお時間をいただいております (文書料 税込3,300円)
高額療養費制度について
保険診療は所得制限がありますが、高額療養費制度を利用すると規定上限額を超えた場合に還付があります。
詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。
初診予約について
ウェブサイトにて、毎月1日以降に翌月1カ月分の予約を受け付けています。「ご用意いただく書類」「治療にあたってのご注意事項」を必ずお読みいただき、ご理解の上で初診予約をお願いいたします。また、事前の医師による無料電話相談を実施しております。詳細は、受付窓口までお電話で問い合わせください。
TEL:045(228)3131(代表)
ご用意いただく書類
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ご夫婦での来院が難しい場合は、ご夫婦関係確認のため、必ずお持ちください。
- 続柄記載のある※、発行から3カ月以内の原本。
※事実婚の方は、お一人、ご夫婦で来院に限らず、続柄に「夫(未届)」もしくは「妻(未届)」の記載があるものを必ずお持ちください。
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ご夫婦それぞれ有効期限内の以下書類いずれかをご持参ください。
- 運転免許証
- パスポート
- 顔写真付きの住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
- 在留カードもしくは特別永住者証明書〔外国籍の方〕
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原本をお持ちください。
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基礎体温表をダウンロードの上、本日から受診日まで可能な限り、測定体温のご記入をお願いいたします。
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過去に別医院で治療や診察を受けられ、医院の紹介状をお持ちの方はご持参ください。(お持ちの方のみで問題ありません)
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他院の検査データがある方はご持参ください(氏名・生年月日・検査日/採取日が明記された書類のみ有効)
また、1年以内に子宮頸癌・子宮体癌検査を受けた方は、結果をご持参ください。 -
他院で保険診療の不妊治療(生殖補助医療)を受けられたことがある方には、厚生労働省より、過去の治療の確認をおこなうことが義務付けられていますので、治療に関する申告書(※)をホームページよりダウンロードして採卵・移植回数などをご記入のうえ、初診時にご持参ください。
- 予約制です。
- 当院では、妻の年齢が49歳以下の(挙児を強く希望する)ご夫婦を対象に治療を行なっています。
- そのため治療開始前に「夫婦関係に関するご申告書(当院ひな型)」をご提出いただいております。
- 初診時ご夫婦での来院が難しい場合は、ご夫婦関係確認のため「住民票記載事項証明書」(続柄記載のある※、発行から3か月以内の原本)が必要です。
- ※事実婚の方は、お一人、ご夫婦で来院に限らず、続柄に「夫(未届)」もしくは「妻(未届)」の記載があるものを必ずお持ちください。
予約について
- ご来院は予約時間の約30分前にお願いいたします。
- お子さま連れの方は、最初に2Fキッズルーム(要電話予約)でお子さまをお預けいただいた後に、3Fクリニック受付へお越しください。
- 初診の所要時間は3時間程度です。
来院・所要時間について
- 初診時の検査として、超音波検査・採血(女性ホルモンなど)とご主人様の精液検査・採血(感染症・亜鉛)を必須項目としております。
- 精液検査は、初診当日または奥様の次回診察日までに、「クリニックで採精」もしくは「精液の持ち込み」により検査を受けていただきます。詳細はお問い合わせください。
検査について
- 日本語で意思疎通ができない方は、毎回通訳の方を同伴してください。
- お体が不自由な方は事前にお問い合わせください。
診療について
- 初診費用の目安は「夫」15,000円程度(自費)、「妻」5, 000円程度(保険)となります(検査・治療項目に応じて変動)
- お支払いは自由・保険診療共に、自動精算機もしくは窓口で承ります。
- 決済には、現金、クレジットカード(JCB, VISA, Master Card, American Express)およびJCB・VISAデビットをご利用いただけます(Jデビットを除く)
お支払いについて
(※)項目の書類はお持ちの方だけで問題ありません。
予約に際しては、はじめに仮IDをご登録いただき、ページログイン後「予約登録→診察→初診」とすすみ、予約可能枠から診察希望日を入力してください。
ウェブ問診票について
診察にあたり、初診の2日前までにウェブ問診票の記入が必要となります。下記より、ご夫婦それぞれご本人さまがご入力をお願いします。
※「初診予約用」とは別に、WEB問診票入力用としてログインIDとパスワードが必要となります。ページ内の「はじめての方はこちらから」からID/パスワードの発行をお願いいたします(ご夫婦1組に1つのID/パスワードとなります)
※当日お一人で来院される場合も、ご夫婦分の入力が必要になります。
初回診療の流れ
問診票のご記入情報、医師による診察、各種検査結果をもとに、次のステップで治療方針をご提案します。
1. 問診票の入力
これまでの治療歴や現在の健康状態、希望される治療方法などについてお伺いします。問診票のご記入には専用ウェブページを設けています。初診2日前までに必ずご記入をお願いいたします。
2. 医師による診察
問診表にご記入いただいた情報に基づいてカウンセリングを行い、検査方法と治療方針を策定します。
3. 検査
現在のからだの状態を診断するため、採血(感染症・女性ホルモンなど)や精液をはじめとした各種検査と内診を行います。
4. 治療方針の提案
診察結果と患者さまのご希望をもとに、時期や方法を始めとした最善の治療方針をご提案します。
5. 診察後のアフターケア
治療過程で生じる疑問や課題を共に考え、安心して治療に向き合えるよう、卒業までサポートします。